アメリカの戦争に日本を参加させる「戦争法案」に反対します

アメリカの戦争に日本を参加させる

「戦争法案」に反対します


安倍内閣は、5月14日、戦争法案を閣議決定し、国会に提出しました。

この法案は、「日米ガイドライン」でアメリカに約束したように、アメリカの起こす戦争に、日本がいつでも、どこでも、切れ目なく参加できるようにする「戦争法案」です。

自衛隊が「戦闘地域」にまででかけてアメリカの軍事支援をし、イラク戦争やアフガニスタン戦争のような戦争で治安維持活動などもおこない、アメリカの先制攻撃にも集団的自衛権の行使として参戦するものです。自衛隊の出動は政府の判断で決められ、国会の「承認」は形だけです。

この法案は、憲法9条をふみにじり、立憲主義を否定する「戦争法案」です。 

文団連(文化団体連絡会議)は創立以来、「日本文化の反動化・軍国主義化に反対し、文化の民主的発展と普及、思想・表現の自由のためにたたかいます」(会則)と謳い活動をすすめてきました。

戦争のない平和なアジアと世界を願い、国民のいのちの尊さを大切にする私たちは、「戦争法案」を絶対に許しません。

文団連は、日本を戦争に巻き込む戦争法案を廃案にするために奮闘します。


                          2015年5月26日

文化団体連絡会議(文団連)幹事会